気まぐれテムズ川散策。

ロンドンでショッピングもいいけれど、私が好きなのはテムズ川周辺の散策。のんびりぷ~らぷら。天気の良い日は最高です。昨日、今日行った訳ではないので気まぐれ散策ってことで。私の住むエセックスから電車に乗って到着するのがリバプール・ストリート駅。そこからモニュメントやロンドン塔まで歩いてもそれほど遠くありません。地図上のグリーンラインはお気に入り散策ルート(破線はオプション)よ。


まずは、モニュメント(右上の☆)からスタート。モニュメントは先日書きましたが、ロンドン大火からの復興を記念して建てられたもの。火災の出火場所付近に建っています。


そこからテムズ川方向へ歩いていくと、ロンドン橋落ちた~♪でおなじみのロンドンブリッジ(右)に出くわします。ロンドンブリッジってこんな橋だったっけ~と思いながら、対岸にあるロンドン一高い建物シャードを眺めます。


さーて、右に行くぅ?それとも左に行くぅ?右に曲がるとこんなところを通りながら、ミレニアムブリッジ方面へ向かいます。



でも、今回は左に曲がり、タワーブリッジを目指します。ほら、遠くにタワーブリッジ見えている~。と、この景色、何回見てもテンション上がります(笑)。左にチラリと見えているのがオールド・ビリングスゲート(Old Billingsgate)といって、かつて賑わいを見せた世界最大級のフィッシュ・マーケットだった所です。


Source; Wikipedia
The original open air Billingsgate Fish Market in the early 19th century

テムズ川沿いはこんな感じで、歩道が整備されていて、週末の早朝だったのでがらんとしてますが、朝はランニングの人をよく見掛けます。


そして次に出くわすのが、ロンドン塔。これはノルマン・コンクエストで有名なウィリアム一世がロンドンを外敵から守るために建設を命じた建物。その後も異なる王により増築が重ねられ、完成には約20年の年月を費やしているそうです。ちなみにノルマン・コンクエストとは、ヘイスティングズの戦い(1066)で勝利したノルマン人一派によるイングランドの征服を指し、イギリスの歴史においては重要な出来事とされています。 


ロンドン塔内の見学は有料ですが、罪人をテムズ川から運び入れた「反逆者の門」は外側からでも見えたはず。(写真は内側から)


そしてタワーブリッジを渡ります。このタワーブリッジ、私は橋が上がったのを今までで一度しか見たことありません。


右手に見えるのは、モダンなガラスビルが建つサザーク地区です。


橋を降りて、さぁ、右に行こうか、左に行こうか?左に曲がると、バトラーズ・ワーフという再開発地区があります。かつては暗いイメージの倉庫群だったそうですが、いまではおしゃれな住宅やレストラン、ショップなどがあります。




橋を降りて右に曲り、ミレニアム・ブリッジを目指します。橋を降りてすぐ、 ポーターズ・フィールドパークや2002年7月に開庁したシティー・ホールがあります。



こういうオブジェに出くわすのもなんだか楽しい♪



そして近くに見えてくるのが軍艦船HMSベルファスト号。存在感あります。私は興味がないので入ったことないけれどー。


そして左手に空間が開け、おぉぉっと思うのがヘイズガレリア(Hay's Galleria)。カフェやショップなどが入っていていつも賑わっている場所。中央のオブジェが目を引きます。ここを通り抜けて行くと、近くにロンドン・ダンジョンがあったはず。私はそういうの苦手なのでパス。。。



ここの本屋さん、小さいけれど好き。


そしてサザーク大聖堂。ロンドン最古のゴシック建築の教会だそうです。近くにはバラ・マーケット(Borough Market)もあります。



ゴールデン・ハインド号(Golden Hind II)は、16世紀に活躍した航海者、サー・フランシス・ドレイク(1543頃-1596)の帆船を再現したもの。彼はイギリス人として初めて世界一周を達成した人物でもあります。スクールツアーでしょうか?よく子供たちが見学に来ています。私はこの向かいにあるカフェ・ネロでよく休憩するんですけどねー。


すぐそばの細道にあるのがコレ。かつてウィンチェスター・パレス(ウィンチェスター主教の住居)だった壁の一部なんだそうです。歩いていて突然こういうのが現れてくるから楽しいのよね。この近くにクリンク・プリゾン・ミュージアム(Clink Prison Museum)ってのもあります。ダンジョンは苦手なくせに、ここはちょっと興味ある。。。でもきっと不気味よね。。。


これはどこだったかなぁ。トンネル通路の壁だったかなぁ?あちこちに歴史を伝えるものがあります。


そしてシェイクスピア・グローブ・シアター。1644年に取り壊されたシアターを復元したもの。木造建築で鋼材とかは使用していないんだそう。いつも外から見るだけなんだけど。。。


そんな訳でテート・モダンに到着。展示もですが、アート系のショップも充実しています。上のカフェからは対岸にあるセントポール大聖堂がよく見えます。


なのでミレニアムブリッジを渡り、そのまま真っ直ぐセントポール大聖堂を目指すのもおススメ。あー、また歩いてみたくなっちゃった。

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