セントポール大聖堂

ロンドン観光名所の一つ、セントポール大聖堂。何度か行ったことあるけれど、 20年以上前に初めて訪れた時、ドームの上までのぼったわよ。ここで、改めて実感したの。あー、自分は高所恐怖症だって。ドームへ上るのにいくらか支払った記憶はあるけれど。。。あの時、入場料なんか払ったのかしらん??もう覚えてないわ。でも、今って£16も取られるのね!びっくりしちゃった。それに中は撮影禁止。昔は中で写真を撮った気がするけど。。。ま、観光名所って言っても、神聖な場所ですからね。。。
 
 
ご承知の通り、昔のセントポール大聖堂は1666年のロンドン大火で全焼しています。現在の建物は5代目で、建築家クリストファー・レン(Sir Christopher Wren, 1632-1723)により、1710年に完成したバロック建築です。彼はフランスやイタリアのバロック建築を学び、それをイギリスに取り入れた人物とされています。じゃぁ、昔のセントポールってどんなんだったの?って気になっていたのよ。
 
初代セントポールは(同様の名前だったかは知りませんが)、5世紀頃に存在(1代目)していたようです。最初の建物がどうなったのかは不明だそうですが、7世紀に大聖堂(2代目)が建設されています。その建物は962年に焼失。同年には再建(3代目)されています。再び1087年に火災で焼失。そして1087-1314年にかけて建てられたのが旧セントポール(4代目)でした。旧セントポールは今の姿とは異なり、ヨーク大聖堂などに似た木造建築でした。
Source; Wikipedia
旧セントポールの模型はロンドン博物館(Museum of London)で見ることができます。ロンドン大火後、同じような建物を再建することも可能だったんでしょうけど、モダンなスタイルで生まれ変わったセントポール大聖堂。昔の人の判断が今のデザインでなければ、私たちは違うセントポール大聖堂を見ていたのかもしれませんね。

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