カルク・ベレ

新聞を見ていたら、ある写真が目に留まりました。見覚えあるぞ。それはルーマニアのブカレスト(București, România)。この通りから真正面に見えた建物(CEC Palace)が印象的だったので覚えています。そして道路の右側にある建物が、ルーマニアでも有名な老舗レストラン『カルク・ベレ(Caru' cu bere)』。8年程前、お友達の家へ遊びに行った際に、一緒に食事した場所が、ここ『カルク・ベレ』でした。このレストランではルーマニアの伝統料理が堪能できます。注文はお任せだったので、もう何を食べたのか覚えていないけど。。。たぶん、サルマーレとかミティティとか、デザートにパパナシだったかな?日本へ留学に来ていたルーマニア人曰く。ここはみんなが行ける所じゃない。お金持ちの人しか行かないよ。だろうな。それは肌で実感しました。


ちょっと懐かしくなったので、写真を引っ張ってきました。料理も堪能したけれど、建物も素晴らしかった。。。中は重厚なインテリア。壁画なんかもありました。行ったのが年末だったので、クリスマスデコレーションも施されたままでした。下は、美しい螺旋階段を上り、二階席のバルコニーから撮らせてもらった写真です。写真では良く見えませんが、正面奥にあったステンドグラスは、民族衣装をまとった農民女性と18世紀の衣装を身に付けた男性(ガンブリヌス)が描かれているのだとか。ガンブリヌスはヨーロッパではビールの王様、ビールの守護聖人と崇められる人物だそうです。それにしても、素敵なレストランだったな。



興味のある方は、レストランのホームページに歴史や建築についてもっと詳しく載っています。https://www.carucubere.ro/en/

コメント