グリエルモ・マルコーニ

グリエルモ・マルコーニ(Guglielmo Marconi; 1874-1937)は、ボローニャ生まれのイタリア人。彼は何をした人かというと、コイルなどを用いて無線の研究をし、無線電信の開発をしたことで知られています。1909年にはブラウン氏と共にノーベル物理学賞を受賞した人物でもあります。そういえば、ついこの前もLEDの普及に貢献した、赤崎勇教授、天野浩教授、中村修二教授の日本人3人が、ノーベル物理学賞を受賞したことは記憶に新しいですよね。

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Source; Wikipedia
実は家の近くのチェルムスフォードという町に、かつて彼が創設した世界最初のラジオ工場がりました。私はマルコーニについて全く無知だったんですが、以前、チェルムスフォード博物館(Chelmsford Museum)に行った時に、当然ながら彼に関する展示コーナーがあって、ちょっと気になっていたんです。なぜ、イタリア人の彼がイギリスに?彼の母は、アイルランド人で、ジャムソン・ウイスキー製造会社(Jameson Whiskey distillery)の創始者の孫娘に当たるそうです。そんな彼は裕福な家庭に育ち、母の祖国であるイギリスで特許を申請、会社を設立したのです。

彼は幼い頃から電波に興味があったそうですが、目の付け所が違うなぁって思ってしまう。。。何せ私が幼い頃は、二人姉妹、3パック入りのプリン/ヨーグルトをいかに多くゲットするかってことに脳みそ使ってましたから(笑)。

そんな彼の故郷ボローニャにある空港は、彼の偉業を称え、グリエルモ・マルコーニ空港 (BLQ)とも呼ばれているのだそうです。知らなかったにゃ~。

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