筆跡。

筆跡は口ほどに物を言う。最近では字を書くというより、パソコンや携帯で文字を打つことのほうが多くなりましたよね。私は祖父、姉の影響で小・中学生の時、書道を習いました。先生には小筆で文字を書くのが好きだと思われていたようです。確かに好きでしたけど他に理由が。。。それは、通っていた教室では小筆は椅子に座って書くことが出来た。それ以外は畳の上に正座。足がしびれて辛かったという(苦笑)。。さて、話がそれましたが、これは誰のサインでしょう?
 

答えはヘンリー8世(Henry VIII; 1491-1547)。『r』が『z』みたい。ヒストリアンは、彼の筆跡からヘンリー8世が『マザコン』だったことが伺えると言っています。彼の筆跡は、宮廷の男性たちが書いた文字とは異なり、母親(Elizabeth of York; 1466-1503)や妹のものと非常に類似しているのだとか。彼には王位継承者だった兄がいたので、兄とは別に母親の元で幼少時代を過ごし、文字も習っていたようなのです。だから非常に母親に依存していたと。。。確かに、結婚してから彼には常に女性がいましたよね。アン・ブーリンにそそのかされたり、強そうに振る舞っていたけど、女性に関しては彼自身どうしていいのか分からなかったような印象もある。彼の母親が生きていたら、結婚生活について色々なアドバイスをもらっていたのかなぁ???

コメント