チャールズ・ディケンズ

去年読んだロイド・ジョーンズ氏著の『ミスター・ピップ(Mister Pip)』。パプア・ニューギニアのブーゲンヴィル島を舞台に、少女マティルダと島で唯一の白人、ミスター・ワッツとの交流と紛争による悲劇が描かれています。物語の中で、ミスター・ワッツがいつも子どもたちにチャールズ・ディケンズの小説『大いなる遺産(Great Expectations)』を朗読してあげているのですが、実はディケンズの本を読んだことのない私。。。で、気になったんだけど、長編小説だし、なかなか重い腰も上がらない。。それで、古いモノクロ映画を見てみました。これが実に面白かった。これまでモノクロで好きな映画と言えば『レベッカ』だったんですけど、映画を見ていて、ちょっとレベッカのミステリーな感じと、ヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル(Les Misérables)』も思い出しました。

チャールズ・ディケンズと言えば、イギリスを代表する小説家。『クリスマス・キャロル(A Christmas Carol)』や『オリバー・ツイスト(Oliver Twist )』などでも有名ですね。全て気になる作品ではあるのですが、実は『クリスマス・キャロル』も読んだことがなく、映画で話を知りました。昔、ロチェスターにホームステイした時、確かディケンズのミュージアムがあったと記憶しているのですが、当時は興味も薄く行かなかったんだよなぁ。そんな訳で、ちょっとディケンズ作品を見直しているところです。

Charles Dickens - Project Gutenberg eText 13103.jpg
チャールズ・ディケンズ(Wikipediaより)
 

コメント