ジョン・コンスタブル

ジョン・コンスタブル(John Constable; 1776-1837)は、ターナーと並んで、19世紀イギリスを代表する風景画家です。サフォーク州出身で、故郷周辺の風景を描き続けました。先に紹介したイプスウィッチのクライストチャーチ・マンションのギャラリーには、そんな彼の作品が展示されています。今回購入したポストカードがこちら。いずれもコンスタブルの作品です。下は以前テイト・ブリテン(Tate Britain)で購入したもの。

ロンドン・リバプールストリート駅からノーリッジ方面行の電車に乗ると、マニングトゥリー(Manningtree)という駅を通過します。その近く、ストウ川が流れる周辺に、デダム・ヴァレー(Dedham Vale)という特別自然美観地域(AONB;area of outstanding natural beauty)に指定された場所があり、彼はその周辺の風景を描いていることで知られています。こういう風景って今でもたくさん残っているし、風景画を見ていてもあんまり時代を感じない。ほのぼのとした田舎の風景がステキよね~。

上;The Mill Stream, Willy Lott's House, 1814-1815
下;Golding Constable's Kitchen Garden, c.1815
Flatford Mill (‘Scene on a Navigable River’), 1816-1817

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