タッチ・ウッド

友達が毎回新しい言葉を教えてくれます。で、覚えた言葉、『タッチ・ウッド(Touch wood)』 。嫌なことや災いが降りかからないように唱えるおまじないだそうです。他の人が縁起の悪い話をした後、タッチ・ウッドと言いながら木製のテーブルを触っていた彼女。木や水には精霊が宿ると考えられていたことから、木に触れることで不幸を追い払い、精霊が身を守ってくれるという意味があるのだそうです。

日本語の意味も調べてみたら『くわばら、くわばら』って書いてありました。いやいや、『くわばら、くわばら』も意味わかんねぇ。。。そーいや、なんで『くわばら、くわばら』?

平安時代のエリート、菅原道真(すがわらのみちざね)は虚偽告訴などの罪により大宰府へ左遷された人物。道真が京を去り亡くなると、道真と敵対していた相手などが次々と死亡。清涼殿に雷が落ちたりと、京都では異変が相次いだことから、道真の祟りだと恐れられたのだそう。この事件がきっかけで、道真の怨霊は雷神と結び付けて考えられるようになり、雷神となった道真。ところが自分の領地の桑原にだけは雷を落とさなかったことから、雷除けのまじないとして『くわばら、くわばら』と唱えられるようになったのだそう。道真は太宰府天満宮に祀られているそうで。なーんだ、ここ一人旅したとこだぁ。と今更思うのでした。。。

なんか、言葉って面白い表現がいっぱいあって楽しいね♪


ちなみに写真は地元の方の作品。両面に模様が入っています。触っとく!?

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