国会議事堂

昨日は国会議事堂へお邪魔～。中に入るのは今回で二度目。今回の目的は、上院（House of Lords）での移民法に関するディベートの傍聴。空港のようなセキュリティーチェックを受けて中へ入ります。

中はウェストミンスター・ホール以外、撮影禁止です。

ウェストミンスター・ホール　パンフより

傍聴前に、議論を妨げるような行為は一切行いませんという申告用紙（Declaration）に氏名・住所を記入し、荷物を預けてから中に入ります。上部背後のギャラリー席から傍聴したのですが、建物がとっても美しかった。

上院（貴族院；House of Lords）ポストカードより

サイドにいくつかスクリーンがあり、話している人の様子や名前などが表示されていました。一時間半位聞いていたんですけどね、疲れました。。。

現在、イギリスではかなり厳しい移民政策が打ち出されています。去年の7月9日からは、EEA加入国以外の国籍の者が、配偶者やフィアンセビザ等を申請する際、条件の一つとして、相手の年収が最低年収要件を満たしていなければならなくなりました。これが理由で、家族離れ離れの生活を余儀なくされている人が世界中にたくさんいます。EU加盟国の国籍を持つ人は、高い費用を払ってビザを取得する必要なければ、英語が話せなくたって、仕事も貯金も無くたって、自由にイギリスに来て、自由に恋愛して、自由に結婚して、自由に住むことができる。それってなんかおかしい。。。

ディベートの内容を十分理解できた訳ではないですけど、保守党からは、そんな不条理なルールの見直しを求める発言が目立ちました。確かに移民の問題は難しい。でも政策が打ち出されるたびに、移民、特にEU加盟国以外からの人はアンウェルカムな感じがして腹立たしいのよね。

上院（貴族院；House of Lords）パンフより