大聖堂。

新しいドラマではありませんが、再放送されているドラマ『ピラーズ・オブ・ディ・アース(The Pillars of the Earth/ 2010)』を見ています。これはイギリスの小説家(ケン・フォレット(Ken Follett; 1949-)氏の歴史小説をドラマ化したもので、12世紀の史実を交え、キングズブリッジという架空の町に建築される大聖堂を中心に話が展開していきます。ピラー(Pillar)とは建物などの支柱、柱状のものを意味し、地上にそびえたつもの、ここでは大聖堂を指していることから、日本語訳の本(矢野浩三郎訳)は「大聖堂」というタイトルで出版されています。さすが。

フォレット氏はもともと大聖堂を訪れるのが趣味だった。あちこち建物を見て回るうちに疑問が浮かんだのだそうです。なぜ中世の人々は大聖堂をつくったのか?当時の人々の暮らしは貧しかった。にもかかわらず、彼らは今でも私たちが目にする大聖堂の建設に多くのお金と労力を費やした。なぜ人々は大聖堂を望んだのか?そして、人々の暮らしについて調べているうちに、物語を書こうと思ったのだそうだ。

小説は読んでいませんが、歴史的なドラマが好きなので見ています。日本でも2011年に『ダークエイジ・ロマン 大聖堂』というタイトルで放映(NHKデジタル衛星ハイビジョンにて)されたそうなので見た人もいるかもしれませんね。ドラマは始まったばかり。キャストも豪華でしばらく楽しめそうです。
 
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