マーケットを覗き見る。
フンシャルの観光地でもあるラヴラドーレス市場(Mercado dos Lavradores)に行ってみました。マーケット大好き。因みに日本の道の駅も好きです。今は何でも手に入ってしまう時代だけれど、活気があってその地域の特産物が販売されているっていうのはやっぱり強みだし、魅力が高いと思うんですよね。
色鮮やかに並べられた野菜や果物。見たことのないトロピカル・フルーツがいろいろありました。
バナナの隣に並ぶゴーヤのような緑色のフルーツは『アナナス・バナナ(Ananás-banana)』とか呼ばれるフルーツ。この皮の中にはトウモロコシみたいな白っぽい粒々が並んでいました。マーケットで試食させてもらったんですが、なんとも言えぬ不思議な味がしました。この他にも、写真は撮り損ねましたが『アノナ(Anona)』と呼ばれるフルーツもよく見掛けました。
マーケット内のこれらのディスプレイを見てるだけでも異国情緒に溢れてますよね。
そして魚市場。たぶん解体でもしていたんでしょうかね。行った時には人だかりができていて背の低い私は見れなかったんですが、トイレに行って戻って来たらがらーん。一仕事終わりましたって感じで、こんな状態でした。このだらり~とくたばっている長い魚。これはマデイラで有名な『ブラック・スキャッバード(black scabbard)/クロタチモドキ』だと思います。写真では見えませんが、ウルウルしたようなジェリー状のでかい目とギザギザの歯が特徴のちょっと面が怖い魚です。。。カッマラ・デ・ローボス(Câmara de Lobos)という町の港では、毎年『ブラック・スキャッバード・フォッシュ・フェスティバル』というの魚祭りを開催しているのだとか。やっぱり、マデイラ島は海に囲まれていますから、海の幸にも恵まれている訳ですね。スーパーでももちろん新鮮なお魚がたくさん並んでいましたし、魚料理はどれも美味しかった。
バッグやアクセサリーなどのコルク製品もかなり並んでいました。マデイラというか、ポルトガルは世界一のコルク生産を誇るコルク大国だったんですね。知らなんだ。コルクの素朴で自然な感じが素敵です。
マーケットにはもちろんお花も。マデイラ島で気になったのがこちらの『ストレリチア(Strelitzia)』と呼ばれる花。私は花に詳しくないので知りませんでしたが、バード・オブ・パラダイス、極楽鳥花とも言うそうです。形も変っていますが、このあざやかな色合いが美しすぎる。。。この花は空港でも売られていました。
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