湾仔一人歩き。

旦那はんが香港オフィスに顔を出すというので、一人で湾仔(ワンチャイ)を散策をすることにしました。たまたま持っていたガイドブック(Lonely Planet; Pocket Hong Kong)におススメのウォーキングコースが載っていたので、だいたいそれに沿って歩くことに。地下鉄に乗り、金鐘(アドミラルティ)駅で下車。地上に出たら方角が分からなくなりました。。。なんとか道を探し出し、旦那はんと待ち合わせの場所と時間を確認してスタート。しばらく歩いていると、横道にお花の青空マーケット?を発見。鮮やかであまりにも綺麗だったので、ついつい寄り道です。


その後、目指したのは1847年以前に建てられた洪聖古廟(Hung Shing Temple)というお寺。この周辺はかつて漁村だったそうで、港を見渡す巨大岩の上に建てられていたそうですが、長年の埋め立て工事により、現在の道路に面した位置に。写真では見難いですが、屋根のデコレーションが素晴らしかったな。

 
雪洞提灯に連れられて、また寄り道。
 
 
次に目指したのが、『藍屋建築群』とかいうところ。カラフルな建物が見えてきました。ガイドブックにあった奥の『藍屋(Blue House)』を目指します。
 

『藍屋(Blue House)』は閉まっていたので、そのまま奥にある『パク・タイ寺院(Pak Tai Temple)』へ行きました。寺院脇にはオアシスの様な憩いの場が。癒される。

 
『パク・タイ寺院』は、地元の人々により1863年に建てられた寺院だそうです。『パク・タイ』とは海の神様の名前だったんですね。やはり漁業で成り立ってきた地域なだけに、ここも人々の生活を見守る寺院として建てられた場所のようです。
 


戻ってみると、『藍屋(Blue House)』が開いていました。この建物はもともと1920年代に建てられた建物でしたが、数年前の再開発で新しくなったようです。藍屋には『香港故事館(House of Stories)』の看板が。はて、何だろう?中に人がいたので入ってみました。再開発の内容が展示がされているようでしたけど。。。


 
奥の『黄屋(Yellow House)』も見れると教えてくれたので見てみることに。また、上階は一般の方が住まわれている住居のようです。 隣には橙屋(Orange House)もありました。



その後、見忘れた旧灣仔郵便局の建物を見て、市民のお台所、市場に行きつきました。新鮮な魚、果物や野菜などの店が並んでいて、また、お肉屋では出刃包丁で肉を骨ごとたたき切る音が。さすがに市場は買い物客でごった返していました。こういうところを通るのは楽しい。人々の生活が見えてきます。

 

また裏通りにそれると、ちょっと昔の香港の匂い。

 
そして、広い通りに出たらトラムがやって来ました。
 
 
昔、友達と乗ったことのある香港のトラム。どのへんで乗ったのが全く覚えていないですけどね。。。故郷の仙台にもかつて市電(1926-1976)が走っていました。記憶はないんですが、母は通学に利用していたそうです。そう言えば、香港で印鑑も作ったなぁ。今でも愛用しているんですが、トラムを見ていたら色々な思い出が蘇ってきました。この後、旦那はんと合流し、ヴィクトリア・ピークと香港ガーデンに行きました。その話はまた今度。(続く)
 

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