信じて待つ。

愛と美と性を司るギリシャ神話の女神アフロダイティ(Aphrodite; ΑΦΡΟΔΙΤΗ)。彼女はアドニス(Adonis; Ἄδωνις)という少年の美しさに惹かれて恋をする。狩好きだったアドニスは不幸にも狩りの最中、猪に命を奪われてしまう。アフロダイティはアドニスの死を嘆き悲しみ、アドニスの流した血からアネモネの花が生まれたといいます。

わが家でも植えた球根から綺麗なアネモネの花が咲きました。アネモネはギリシャ語の『anemos(風)』に由来している名前だそうです。なんだかふと花言葉が知りたくなって調べてみたら、色によって花言葉は異なるようですが、全般的に「はかない恋」とか「見放された」とかちょっと悲しい意味合いがあるみたい。わが家のアネモネは紫色。赤や黄色とか華やかな色の花も好きなんだけど、気が付くとラベンダーとか紫やブルー系のお花を無意識に選んでしまう私。そういやウェディング・ブーケも紫×白だったな。きっと紫が好きなんだね。アネモネの紫色の花言葉は『あなたを信じて待つ』だそうです。信じて待てなかった昔の恋を思い出しました(苦笑)。

コメント