嘘つきは泥棒の始まり。

最近、ITVドラマの『ライアー(Liar);全6回』が面白い。教師である女性が、学校の生徒の父親で有名な外科医とデートしたのち、彼にレイプされたとツイッターで告白します。一方、外科医の男性は関係をもったのは同意の上だったと主張。真っ向から対立します。最初は彼女がヒステリックで、(自ら証拠をつかむため)無断で彼の家に忍び込んだり、精神的におかしいのかなと思ったけど、話が進むにつれて外科医もなんだか怪しくなってきたぞ。家族や周りの人も巻き込んで、一体誰が本当のことを語っているのか、真実はいかに。。。というサイコスリラー系のドラマです。


アイソーポス(イソップ; Aesop)は『全ての真実には2つの側面がある。どちらかに傾倒する前に両方見ておいた方が良い(Every truth has two sides; it is as well to look at both, before we commit to either)』と言っています。よく裁判などでも意見の食い違いがあったりしますよね。第三者から見ると、なんでそうも意見が異なるのかなと単純に疑問を持ってしまうんですけど、真実に二面性があるのなら、お互い嘘をついている意識など全くないだろうし、また、いずれも真実であり、真に自分が正しいと信じ切っているだけなのかもしれない。。。と思ったりして。。。

確かに、同じ経験をしても、ものを見る視点が違ったり、感じ方が違うこともありますよね。このドラマも、誰かが意図的に嘘をついているかもしれないし、真実の別な視点からお互いの意見を主張しているだけなのかもしれない。ちょっとドラマの続きをみるのが楽しみです。

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