赤ペン先生。

何気ない事だけど、イギリスでネイティブ同士の会話に加わることは、私にとって結構難しかったりする。。。みんな早く喋るし、意見するのは走っている車を一生懸命追いかけながら飛び乗ろうとするみたいな感じかな(笑)。だから、うんうん聞いていることが多いんだけど(苦笑)、皆でおしゃべりしていた時、教師をしていた人が、学校のテストや宿題の添削に赤ペンを使う事が禁止されていたので、緑や黒を使っていたと言っていたのを聞いて驚いた。え?禁止?何で禁止なの?赤での添削は子どもたちに精神的ストレスを与えるとかで、ネガティブな色と考えられていて、学校で禁止されたのだそう。へぇー、前にニュースになっていたのかもしれないけど知らなかったわ。確かに、自分の英語の採点はいつも黒や青だった気がする。と今更ながらに思い出したりして。。。

日本じゃ赤ペン先生というのがあるくらい、赤での添削が主流ですよね。私も赤でガンガン添削されて育ちました。まぁ、赤で名前を書くのは縁起が悪いとか、赤い部屋にいると精神を興奮させるとかいうのはありますけどね。赤は視覚的に強い色だから、なんだかんだ理由があるのかもしれません。私は専門家じゃないので、添削の赤がストレスに影響するのかどうかまでは分かりませんけど、個人的には神経尖らせすぎじゃないのかなぁって思ったりもする。私はむしろ先生が持っていた赤い万年筆に憧れたけどな。色に関係なく、万年筆ってのが大人に見えただけかもしれないけど。。。ちなみに私の赤ペンは、可愛い姪っ子が買ってくれたミッキーマウスの赤ペンです。

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