ルーンストーン

浦賀に黒船がやって来た時、日本はかつてからポルトガルやオランダとの交易があったことから、オランダ語を介して英語と日本語の意志疎通を図ったのだとか。では、ヴァイキングがイングランドへやって来た時、ヴァイキングとアングロ・サクソン人は互いにどうやって意思疎通を図ったんだろう?調べてみたら、ヴァイキングが話していた言葉は古ノルド語(Old Norse)、アングロ・サクソン人は古英語(Old English)。いずれも共通のゲルマン祖語から分化したもので、言葉が似通っていたことから互いに理解できたそうなんです。うーん、そうなのか。そういう感覚がイマイチ掴めない。。。方言の違いみたいな感覚なのか???

彼らが表記に使用していたアルファベットはルーン文字というもの。そういえば昔、ヨーク(York)へ行った時、ヴァイキングに占領されていたヨークの町の様子を再現した『ヨーヴィック・ヴァイキング・センター(Jorvic Viking Centre)』に行ったのですが、子ども向け体験コーナーにルーン文字を使って自分の名前を書いてみようというプリントがあったのを思い出しました。

 
東京の日比谷公園にも、1957年北極経由のヨーロッパ-日本間の空路開拓10周年を記念して、スカンジナビア空港から寄贈されたというルーンストーンの模型がありましたね。ヴァイキング時代(700-1100年頃)にはこのようなルーン文字の刻まれた石碑が多く作られたそうです。

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