ウィリアム・ウォレス

ウィリアム・ウォレス(William Wallance;1270頃-1305)というと、映画『ブレイブハート(Braveheart)』でウォレスを演じたメル・ギブソンの姿を思い描いちゃうわ(笑)。あの映画、実にいい映画だったわね。ウォレスは、イングランド王エドワードの冷酷なスコットランド支配に対して立ち上がった熱血男でやんす。最後は虐殺刑で処刑されてさらし者にされちゃうんだけどね。。。


スコットランドのスターリング(Stirling, Scotland)には、英雄ウィリアム・ウォレスを記念して建てられた「ウォレス・モニュメント(The National Wallace Monument)」という塔があるのよね。何故スターリングかというと、1297年にスコットランド軍VSイングランド軍の戦い(スターリング・ブリッジの戦い;Battle of Stirling Bridge)があって、劣勢だったスコットランド軍が勝利するという、ウォレスの名を高めた戦いがあったから。私、スコットランドに3ヶ月程滞在していたことがあるけど、スターリングは行かなかったんだなー。

さて先日、新聞に「ウォレスの教会みっけたー」という記事が載ってました。スターリング・ブリッジの戦いでの功績を認められたウォリスは、称号を与えられ、セルカーク(Selkirk)のカーク・オザフォレスト(Kirk o' the Forest)にて「スコットランド王国の守護官(Guardian of Scotland)」に任命されたとされています。今回、セルカークにある18世紀のオールドカーク教会(Auld Kirk church)遺跡で、16世紀の教会の痕跡を探ろうとしたら、もっと古いウォレス時代の教会の痕跡がでてきたーというのです。つまり、今までウォレスとの関連性が漠然と知られていた場所だったけれど、この発見により、任命式が行われた位置まで特定できちゃうよということらしいのです。 何だか不思議。すごく昔の人なのに。

それにしても、ウィリアム・ウォレスと言いつつ、ウィリアム・モリスと言いたくなる私。発音がちょっと似てると思わない?

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