ラング・スィージュ

キャッスル・ロック(Castle Rock)という岩山に、威厳ある姿を誇るエディンバラ城(Edinburgh Castle)。かつて、カトリック信者の女王メアリー1世が、プロテスタント信者のボスウェル伯と結婚したことで、そいつは許せねぇ(⁉)と、カトリック、プロテスタント双方が対立。のちに反乱が起き、この城で籠城事件が起きました。いわゆる立てこもり。この事件をラング・スィージュ(Lang Siege)と言うそうです。ラングとはスコットランド語でロング(Long)を意味し、スィージュは包囲攻撃を意味するんだって。長期に及ぶ包囲攻撃は2年も続いたそうで。。何かを読んでいた時に出てきた単語だったんですけど、調べてみたら、なーんだ、実はそのまんまの意味だったのね。


メアリーといえば、パパ・ヘンリー8世とママ・キャサリン・オブ・アラゴンの間に生まれた子。パパはカトリックから離脱し、イギリス国教会を作ってアン・ブーリンと再婚しちゃったんだから、メアリーの心境はさぞかし複雑だったでしょうね。まぁ、メアリーの話はまた別の機会にするとして。。。

その時の攻撃により崩壊したのが1380年代に建てられたデイヴィッズ・タワー(David's Tower)。ビル10階建ての高さに相当する100ft(30m)もの高さがあったとか。この中央のがデイヴィッズ・タワーらしい。

Source; Wikipedia
私、エディンバラ城へは昔、2度足を運びました。最初は無料開放の日で、2回目はツアーで使い残したスコティッシュ・ヘリテージかなんかのチケットを利用して入りました。 城から望む平地のニュータウン。何故ここに城があるのかがよく分かります。懐かしいなぁ。。。


参照

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