ここのえ。懐かしその2

子どもの頃、祖母がよく入れてくれた「九重」。仙台へ帰った際にお店でミニパックを見つけて、懐かしくて買ってみました。「九重」とは昔からある東北地方の和菓子飲料。小さなあられのような粒々に糖衣を絡めたもので、柚子、ぶどう、抹茶味があります。お湯を注ぐとプチプチと音を立てながら糖衣が溶け、あられの浮かんだ色付きの甘い飲み物になるんです。現在は、宮城県の玉澤さんと福島県の奈良屋さんにて製造販売されているそうですが、祖母が買っていたのは玉澤さんの九重。 あぁ、懐かしい。これはぶどう味ですが、私は柚子味が一番好きなんです。繊細で上品なこの飲み物はとても日本らしいなぁと思うのです。あぁ美味しい。
 
ちなみに玉澤さんで売られている季節のお菓子「霜ばしら」というのもあって、これも好きですね。ものすごーく繊細な飴で、口に含むと霜のようにシャリシャリシャリと舌の上で上品にとろけるのです。 http://tamazawa.co.jp/
 
 

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