百人一首の一つ『人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける』。この歌は紀貫之が詠んだものです。あぁ、紀貫之(866/872 - 945頃?)という人、なんか学校で習ったね。。。それ程度の知識ですけど、この歌は割と好きです。「人の心はコロコロ変わりやすいから今のあなたはどーだか知らないけど、慣れ親しんだ土地に咲く梅の花は昔と変わらず同じいい香りがするんだね」ってな感じの意味だそうです。今も昔も変わらない人間の性質、そして裏切ることなくあり続ける自然とが対比的に歌われているのが印象的なのよね。
さて、今はイギリスでもいっぱい春が溢れてきています。我が家の胡蝶蘭もまた咲き始めました。
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