3.11
あの東日本大震災から8年が経ちました。私も当時は仙台におりましたので、3月11日になるとあの日のことを思い出します。私は職場で被災しました。ビルが崩れて死ぬのではという恐怖が一瞬頭をよぎったこと。祖母と叔父の家へ立ち寄って帰ったこと。真っ暗闇の中一人で歩いて家へ帰ったこと。星空が綺麗だったこと。寒くて寒くて、数分おきに余震があって眠れなかったこと。ラジオから流れる悲惨な状況が頭の中で理解できなかったこと。親戚・友達の安否が気になったこと。祖母と叔父の住む家へ歩いて食べ物を届けに行ったこと。目に異変が起こり、最寄りの眼科で対応してもらえたこと。会社(他支社)からの配給がとてもあり難かったこと。食料を確保して歩いたこと。父親が水をもらいに並んだこと。家の事や未来を考えて絶望的になったこと。しばらく隣り駅まで歩いて通勤したこと。色々な人が心配して支えてくれたこと。などなど。。。一人一人に課せられた苦悩や悲しみは異なるけれども、それでも前へ進んできたんだなと思います。事故や災害、病気、人間いつどこでそういう状況に遭遇するのか分からないからこそ、改めて毎日大切に生きなきゃなぁと、青空に映えた桜を見上げて思うのでした。
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