涅槃仏。

私はタイへ行ったことはありませんが、タイの寺院などで有名な涅槃仏(ねはんぶつ)というのがありますよね。手で頭を支えて横たわっている釈迦像のことです。日本ではあまり馴染みがないと思うのですが、子供の頃、写真か映像で初めて見た時はお釈迦さまも昼寝をするのかと思いました(笑)。でもあれは昼寝ではなくて、入滅(にゅうめつ)する姿なのだそうです。入滅とは仏教用語で宗教的解放、煩悩の炎が吹き消えた状態、死ぬことを意味するのだとか。
 
さて、イギリスのある教会(Holbrook, Suffolk)でこれを見掛けて、ふと涅槃仏を思い出しました。これは死者のモニュメント。涅槃仏とは違いますけどね。こちらはこの土地で荘園を所有していたクレンチ家のメモリアル(The Clench Memorial)だそうです。サフォークにあるメモリアルの中でもかなり立派なものとされているようです。確かに、教会に入ってまず目を引きつけられました。
 
 
教会では、仰向けに手を合わせている姿だったり、祈りを捧げている姿だったり、このように横になった姿だったりいろいろ見掛けます。 因みに、後ろで手を合わせている小さな人たちは「ウィーパーズ(Weepers)」と呼ばれ、通常は子供たち、あるいは親族の悲しむ姿を表しているそうです。 
 

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