王様の耳はロバの耳。

ある日、ロバに出会った。そこで、ふと思い出した「王様の耳はロバの耳」。王様の耳がロバの耳だと知ってしまった理髪師が、口止めされるも言いたくて言いたくて仕方がなくて、耐え切れずにコッソリ森で叫んだら、町中に知れ渡っちゃったとかいう話でしたよね?そもそもなんで王様の耳がロバの耳だったんでしょう?ストーリーに書いてあったっけ?と思って調べてみました。


このロバの耳を持った王様というのは、ギリシャ神話に登場するミダス(Μίδας, Midās)王のことなのだそうです。個人的には、どこぞヨーロッパの国の王様のイメージがありましたがね。。。ウィキちゃんによるとギリシャ神話にも含まれ、寓話としても語られる物語だそうで、色々なヴァージョンがあるようです。

ある日、ミダスが崇拝する「バーン(羊飼いと羊の群れを監視する神)」と「アポロン(詩歌・音楽など芸能・芸術の神)」が演奏対決をするんですね。結果、「アポロン」に軍配が上がるんですが、ミダスだけが「え~、バーンの方が良かったよぉ」と主張するんです。そして、それに怒ったアポロンがミダスのその堕落した耳に我慢できずに、「お前の耳は腐っとるんかい」と、彼の耳をロバの耳にしてしまったらしいのです。ここからが「王様の耳はロバの耳」のお話ですね。

最終的に、ミダスは秘密をばらしたとして理髪師を殺そうとするんですがやめるんですね。そして、ミダスが心改めたことで、アポロンは再び普通の耳に戻してあげたそうです。でも、更に気になった。どうして「ロバの耳」だったのだろう。。。

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