小氷期。

仙台の冬は雪が降って、溶けて、凍る。という感じでしたけど、それでも7センチのピンヒールブーツを履いて通勤していたばか者はこの私です。それでもヒールがエッジとなって転んだことはないんですよ。むしろフラットブーツを履いて無様に人前で2度転びました。ただただ若かったんですね。実用性よりもファッション。色々と無茶をする。きっと20代なんてそんなもんです。

さて、イギリスでも久しぶりに雪が積もりました。寒いだけにサラサラ雪です。昔、スノボで出掛けたゲレンデのパウダースノーを思い出しました。こちらでは学校が休校になったり、電車の減便やキャンセルなど、色々影響が出てますがどうなるのでしょう。今週は、まだまだ寒い日が続くようです。


(イングランドに限りませんが)イングランドでは17~18世紀にかけて小氷期(Little Ice Age)と呼ばれる寒冷期間がありました。1709年1月5日の夜には最低気温マイナス12℃を記録しているのだとか。それにより、しばしばテムズ川が結氷し、フロスト・フェア(River Thames Frost Fairs)が開催されたそうです。氷上祭りってとこですかね。今のテムズ川では想像し難いですけど、氷の厚みは約30センチにも及んだのだとか。川が結氷する条件というのは水質とかもあったんでしたっけ。ただ、当時のテムズ川は現在よりも幅広く、浅く、古いロンドン・ブリッジが川の流れを妨げていたこともあり、流れも緩やかだったそうだ。

Source; Wikipedia
Thames Frost Fair, 1683–84, by Thomas Wyke

いやいや、フェアなどと言って皆が笑顔でいられた訳ではないはず。現在とは異なる条件下で、昔の人は過酷な冬をどのように過ごしていたのだろう?気になるところ。さて、私たちが住む地球は、再び小氷期に突入しているとも言われていますが、最近の異常気象なんぞを見ていると、やっぱりそうなのかなぁと思ってしまう。。。

コメント