ウォーキングのススメ。

イギリスには法的に『歩く権利(rights of way)』が認められた道がある。一般的に『パブリック・フットパス(public footpath)』などと呼ばれる道で、それらは誰かの私有地内を通っていたりする。湖水地方やヨークシャーデールズ(Yorkshire Dales)などの人気コースをはじめ、フットパスはここかしこに網羅されています。犬の散歩コースから、パブを巡るコース等々ガイドブックも多く出版されており、インターネットでも色々なルートを簡単に調べることが出来ます。本格的に歩く場合はパブリック・フットパスが記された『Ordnance Survey Map(略してOSマップ)』とコンパス片手に歩きます。


ここ数年、電車やバスを乗りこなし、友達とよくウォーキングに出掛けているんですけどね、時にはサインが壊れていたり、地図を見ても迷うことがよくあります。イギリスでのウォーキングはちょっと冒険に似ている。なぜなら、時にはちょっと寂しい森を通り抜けたり、


途中で雨に降られたり、道が小川と化していたり、

 
草地に隠れた湿地があったり、
 
 
季節や場所によっては草がボウボウ生い茂ったいばらの道だったり、
 

麦畑のど真ん中を通り抜けたり、

 
何もないフィールドだったり、
 

行く手を馬に阻まれたり、


羊や牛と同じフィールドを歩いたり、ファームの犬に吠えられたり。。。

 
色々苦難もあるけれど、こんな美しい出会いもある。ウォーキングは体の健康だけでなくメンタルにも効果的ですよね。イギリスに住み始め、最初に思ったことは自然がもっと身近にあるということ。ウォーキングの醍醐味は大自然の中での冒険とイギリスならではの風景ですかね。日本で働いていた時は、ビル群に囲まれた生活ばかり送っていましたが、今は自然いっぱいです。
 

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