コンパニオン

ノルマン・コンクエスト(1066)とはヘイスティングズの戦い(Battle of Hastings)に勝利したノルマンディー公ギヨーム2世(ウィリアム1世)によるイングランドの征服である。当然ながら、彼の指揮下で戦いを共にした者たちは大勢いる。それでも歴史的な資料から「ウィリアム征服王のコンパニオン(Companions of William the Conqueror)」として名前が確認されているのはわずか15名なんですね。ウィキちゃん(Wikipedia)によると、100%確実じゃないけど、恐らく参加していたのでは?と名前が分かる人々は数百人いて、それらは「恐らくねー(Likely)、たぶんねー(Probable)、ありえるんじゃないかなぁ(Possible) 」のレベルに分けられているのだそう。前に書いたロジャー・ビゴッド(Roger Bigod)もその一人。そして、それとは一線を画して参加が「立証された(Proven)」者たちの一覧(15名)があります。それがこれ。
  1. Robert de Beaumont, later 1st Earl of Leicester
  2. Eustace, Count of Boulogne, a.k.a. Eustace II
  3. William, Count of Evreux
  4. Geoffrey, Count of Mortagne & Lord of Nogent, later Count of Perche
  5. William fitz Osbern, later 1st Earl of Hereford
  6. Aimeri, Viscount of Thouars a.k.a. Aimery IV
  7. Walter Giffard, Lord of Longueville
  8. Hugh de Montfort, Lord of Montfort-sur-Risle
  9. Ralph de Tosny, Lord of Conches a.k.a. Raoul II
  10. Hugh de Grandmesnil
  11. William de Warenne, later 1st Earl of Surrey
  12. William Malet, Lord of Graville
  13. Odo, Bishop of Bayeux, later Earl of Kent
  14. Turstin fitz Rolf a.k.a. Turstin fitz Rou and Turstin le Blanc
  15. Engenulf de Laigle
まぁ、名前だけ羅列されてもねぇ。。。訳わかんないですけど。でもこの中に、個人的に気になる人物が一人いるんです。いや、もっと出てくるかもしれない。なので、その話はまた今度。
 
 
ところで、『コンパニオン(Companion)』とは仲間や連れなどを意味する英語ですよね。日本だと、旅館やホテルなどの宴会で接客業をする人のイメージがありますけど、私はイギリスのドラマ『ドクター・フー(Doctor Who)』に登場するコンパニオン(ドクターと共に旅する仲間)を想像しちゃいます。

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