ハース

今日はハロウィーン。明日から11月。ハロウィーンを過ぎると、ガイ・フォークス・デイ(Guy Fawkes Day;11月5日)、リメンバランス・デー(Remembrance Day; 11月11日)、そして一気にクリスマス・ムードへ突入。というイメージが強い。日は短くなり、暗いイメージのイギリスだけど、クリスマスへ向けてみんな気持ちが高まっていくというか、お祭り気分と言うか、個人的にこの時期の雰囲気が一番好きかもしれない。

さて、ハロウィーンということで、こんな写真を取り出してみました。まずはハース。ハース(hearse)とは英語で 霊柩車、葬儀用の馬車のこと。前に博物館で見たこのハースが立派でした。

 
この先頭に装飾され、毛並みの艶やかな馬と正装に身を包んだ御者の姿を想像してみて下さい。おごそかで荘厳な感じがしませんか?これは第一次世界大戦直後に作られ、実際にサフォークのラックスフィールド(Laxfield, Suffolk)という村で使われていたものだそうです。19世紀半ば、公衆衛生法(The Public Health Acts)により大規模な墓地は町や村からある程度離れた場所に設置されていたので、こういう移動手段が必要だった訳です。
 
 
そして、こちらはサイドのカーブが綺麗なお棺(Coffin)。さて、今年のハロウィーン、子どもたちは来るのだろうか???
 

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