ザ・ファミリー・オブ・マン

1955年にニューヨーク近代美術館(MoMA)の開館25周年を記念して開催された展覧会『ザ・ファミリー・オブ・マン(The Family of Man)』の写真集。久しぶりに本棚から引っ張り出してみました。展覧会は見たことないけど、お気に入りの写真集です。結婚、誕生、遊び、家族、死、戦争等をテーマに、68ヵ国、写真家273人の厳選された写真503枚で構成された展覧会が詰め込まれた一冊。

この写真集は本当に素晴らしい。国も人種も関係なく『人間』の本質が詰まってる。人間は一人この世に生まれて死んでいく。人は何のために生きるのだろうなどと、哲学的なことを考えることってみんなあると思うんですけど、この写真集を見ていると漠然とながらその答えが見つかりそうな気がしてきます。悲しみや喜びを露わにした表情。笑って、泣いて、苦しんで、それでも明日は必ずやってくる。そんな当たり前の生活そのものが人生なんですよね。。。

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