チェーン・メイル

このテンプル騎士団(Knights Templar)の人形が、白い長衣に赤い十字架マークがついたユニフォームの下に着ている鎖の鎧、英語ではチェーン・メイル(chain mail/mail)と言うそうです。ヨーロッパに限らず、色々な国々で、そして日本でも防具の一つとして存在したものですよね。日本では鎖帷子(くさりかたびら)と呼ばれるものです。ちなみに郵便物の「mail」とスペルは同じですが、語源は異なるみたい。


プレート・アーマー(Plate Armor)と呼ばれる金属板で作られた鎧が14世紀に発達するまではこのチェーン・メイルが主流だったそうで、「着てみなはれ」というコーナーで持ち上げてみたら予想以上に重かった。。。どこの国でも鎧兜を見ると重そうだなぁとは思うけど、このチェーン・メイルだけでも8キロ以上あるのだとか。米袋背負っているようなもんだよね。プレート・アーマーだって20~30kg。昔の人はよくこんなので戦ったよなぁと思う。身に着けただけで体力消耗しそう。。。
 
ところで、バイユー・タペストリーに描かれたこの人々。体がうろこのような模様で表現されていますが、これはチェーン・メイルを表現しているそうです。そうだったのか。
 

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