ジェーン・シーモア

ジェーン・シーモア(Jane Seymour;1509-1537)は、ヘンリー8世の3番目の王妃として有名ですよね。しかも前妻アン・ブーリン処刑の翌日に2人は婚約し、2週間後に結婚しているという。。。うーん、考えられない。

野心家のアン・ブーリンと違って従順だったらしいけど、だからこそ彼女の素顔が見えてこない。周りの人間(父や兄弟)の働きによって王妃になるチャンスを得たのかもしれないけど、彼女の本心ってどうだったのかしらん?ヘンリー8世と結婚して幸せだったの?『ジェーンちゃん、めっちゃ愛してるぜぃ』っていう大恋愛の末の結婚でもなかったし、どちらかというとアン・ブーリンとの結婚に疲れた時に現れた癒し系の女の子だった訳よね。そういう意味では、男子が産めなかったら飽きられてポイ捨てされてた感じもしないでもない。。。跡継ぎ男子が欲しいよぉと躍起になっていたヘンリー8世と結婚したのだから、プレッシャーは感じていたんじゃないのかなぁ?アン・ブーリンを見ていた訳だし、そういう恐怖は感じなかったのだろうか?なーんて、色々考えてしまう。

Source; Wikipedia

幸い、男の子(後のエドワード6世)を身ごもって出産するけれど、数日後には本人が28歳の若さで亡くなってしまうのよね。そんなジェーンが出産したハンプトン・コート(Hampton Court Palace)には、彼女の幽霊が出ると言われています。お友達と行こう行こうと言いながら、まだ行けていないハンプトン・コート。今年こそは行きたいな。

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