ザ・ランパート

スイスのティチーノ州ベリンツォーナ(Bellinzone)は、イタリアからアルプスを越える際の交通の要として古くから栄えた歴史的な町だそうです。私は行ったことないですけど、ここには3つの古城と町を取り囲む城壁があり、中世の貴重な要塞モデル(3つの古城と街を囲む城壁; Three Castles, Defensive Wall and Ramparts of the Market‐town of Bellinzone)としてユネスコの世界遺産に認定されているそうです。

この英語のランパート(Rampart)とは城壁、塁壁などを意味する単語です。で、先日ウォーキングに出掛けたら、伝説のランパートを見掛けたんですよ。その名も「ザ・ランパート(The Rampart)」。写真じゃ分かりにくいんですけど、土手みたいに平地より一段高く築かれた塁壁です。今はウサギさんの家になっているみたいでしたけど。。


このランパートがあるのはコルチェスターに近いメッスィング(Messing)という小さな村。地名はブディカvsローマ軍の戦いに関係していて、「踏み荒らされた土地(the field of trampling)」を意味すると言われています。なのでその頃に築かれた塁壁とされているのです。先史時代のものなので、情報はそれくらいしかない。だから伝説のランパートなのです。

参照

コメント