地名を読む。

趣味でイギリス地名の由来を調べています。地名というのはその場所の様々な情報を語ってくれるものですが、歴史があるだけに曖昧なことが多い。例えば『イング(-ing)』の付く地名は、主に人だったり、部族だったり主要人物の家族の名前がついているものと解釈されています(例外も有)。だけど実際には、その人物がエリアを創設した人なのか、あるいは後になって、もともとあった場所に、そういう人物が現れて名前が付けられたのかまでは判断できない訳です。また、小さな集落的なものがいつ村として拡大したのかも語ってはくれません。

そんな訳で、よく使用されている名前の一部を挙げてみました。イギリスを旅行した際にちょっと思い出してみるのも楽しいかもしれません。ご参考まで。
  • ウィック(-wick); 建物を含む土地・敷地、集落、農場など
  • ホルト(holt);森林
  • ゲート(gate);ゲート、入り口
  • フォード(ford);川(浅瀬)を渡る場所
  • ストゥ(stow);人々が集まる場所、聖地、巡礼地
  • ミンスター(minster); 修道院
  • ストラット(strat-);ローマン・ロード、ローマ人の道

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