グラッドストーンズ・ランド

スコットランドの話が続いています。今日はグラッドストーンズ・ランド(Gladstone's Land)。グラッドストーンズ・ランドは、エディンバラの旧市街、ロイヤル・マイルにある17世紀の建物です。かつてはトーマス・グラッドストーンズ(Thomas Gledstanes)という裕福な商人が住んでいた館でした。現在はスコットランドのナショナルトラスト(The National Trust for Scotland)が所有し、その当時の生活が再現されたミュージアムになっています。

ここへ行ったのもずーっと昔。はい。古い家ですからね~行きましたよ、一人で。ほとんど客がいない時間帯だったので、各部屋にいたスタッフの視線が気になりましたけどね(苦笑)。。。でも、何だろう~って思ったものについて質問すると丁寧に答えてくれました。

実はこの家、昔は道路から奥まったところに建っていたそうですが、グラッドストーンズ氏が家を購入後、前方部分に部屋を増築(1617~1620年頃)したのだとか。何といっても見ごたえがあったのは、その時増築されたこの部屋(ガイドブックより)。何と言っても天井画が素晴らしかった。商人の館といえばコゲショル(Coggeshall)にある『ペイコックの家と庭(Paycocke's House and Garden)』にも行きましたが、やはりそこでもやはり天井が凝っていたんですよねー。

ここの天井画は当時スコットランドでかなり人気があったスカンジナヴィア風のデザインなのだとか。ステキ。すごく雰囲気のある部屋ですよね。ちなみに、この部屋の奥に見えている石壁は元々の外壁だったそうですよ。ドアの前には木製のギャラリー(屋根付き通路)があって、階段で道路へ降りるようになっていたのだとか。想像しちゃいますね~。

 

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