モンサンミッシェルを旅する。

今日はフランスのお話。フランス西海岸線の沖に位置するモン・サン・ミッシェル(Mont Saint-Michel)は有名ですね。おそらくこの場所の魅力は、特異な環境に建てられた修道院と、その堂々とした神秘的な姿にあるのだと思います。司教の前に大天使ミカエルが現われて、そこに修道院を建てるよう告げたことから、『聖ミカエルの山』を意味するモン・サン・ミシェルと呼ばれているのだそうです。


潮が満ちると島は海に浮かび、潮が引くと陸が現われることはよく知られています。現在では橋で結ばれていますけどね。ノルマンディー出身の友達が、子供の頃、潮が引いた陸地を歩いたことがあるって言っていたのを思い出します。


ここで有名なのが『ラ・メール・プラール(La Mère Poulard)』。そう、ふわとろオムレツのレストランです。この島に足を踏み入れると、卵を混ぜるリズミカルな音が聞こえてきて、レストランの前でつい立ち止まってしまいます。

 
ここのレストランは見ただけで、私が食したのは別なお店でしたけど、初めて味わうオムレツは、ふわふわで優しい味でした。美味しかったな~。かれこれ10年程前の話ですけど。。。今やあのオムレツ、たしか日本でも味わえるんですよね?日本上陸とかいう記事を読んだことがあります。私があの時お土産に買ったのは、確か塩キャラメルだったかな?

日本国内でもアンテナショップやご当地グルメ。ネット販売もあるし、今はどこでも何でも手に入る時代になりましたね。むしろその地域でしか手に入らないものを探すほうが難しい。確かに、そこに行けない人、どうしても食べたい/欲しい人にはありがたい話ですが、個人的には旅の楽しみの一つだったりするので、ちょっと淋しい気もします。いやいや、話がそれました。。。

コメント