ヘイドリアンズ・ウォール

スコットランドの独立が騒がれているけれど、イングランド側は冷静にその動向を見守っているって感じがする。。。そもそもスコットランドvsイングランドには長い歴史があるものね。ヘイドリアンズ・ウォール（Hadrian's Wall）だってその一つ。ヘイドリアンズ・ウォールとは、イギリス北部にある石積みの城壁のこと。イングランドがローマ軍の支配下にあった頃、ローマ皇帝（Hadrian；ハドリアヌス）がスコットランドに対する防御壁として建設させた城壁です。のちに、そのさらに北に「アントニウヌスの城壁（Antonine Wall）」と呼ばれる長城を建設したそうですが、結局は再びヘイドリアンズ・ウォールまで後退したんだそうです。イングランドとスコットランドの間に造られたこの城壁は、幅約3m、高さ5-6mあり、1987年には世界遺産に指定されています。もう2000年位前のものだけど、石積みした表面がそろっていてものすごくきれい（TVで見ただけだけど）。日本語では『ハドリアヌスの長城』っていうのね。なんか別物に聞こえる。。。