ひつじがいっぴき。

羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹。。。羊をカウントしたって眠りに落ちた試しがないんだけどって思っている人も多いはず。。。どうやら、これはイギリスから入ってきた睡眠方法で、日本語ではうまく機能しないとか聞いたことがあります。先日テレビを見ていたら、羊飼いが独特な羊の数え方をしていました。主にイングランド北部や諸島などで使用されているもので、ブリソン諸語から派生した言葉なんだそうです。

冬の写真しかなかった。。。
  1. Yan(ヤン) 【1】
  2. Tan(タン) 【2】
  3. Tethera(テザラ) 【3】
  4. Methera(メザラ) 【4】
  5. Pip/Pimp(ピップ/ピンプ) 【5】
  6. Sethera(セザラ) 【6】
  7. Lethera(レザラ) 【7】
  8. Hovera(ホヴァラ) 【8】
  9. Dovera(ドヴァラ) 【9】
  10. Dick(ディック) 【10】
  11. Yan-a-dick(ヤナディック)【1+10】
  12. Tan-a-dick(タナディック)【2+10】
  13. Tethera-dick(テザラディック)【3+10】
  14. Methera-dick(メザラディック)【4+10】
  15. Bumfit(ボンフィット)【15】
  16. Yan-a-bumfit(ヤナボンフィット)【1+15】
  17. Tan-a-bumfit(タナボンフィット)【2+15】
  18. Tethera-bumfit(テザラボンフィト)【3+15】
  19. Methra-bumfit(メザラボンフィット)【4+15】
  20. gigget(ギゲット)【20】
上記はカンブリアヴァージョン。私はBBCの番組『Border Country: The Story of Britain's Lost Middleland』でのお話を参考にしていますが、発音などは地域によってちょっと異なるようです。慣れない人には戸惑う数え方ですけど、今でも使われている独特な数え方。ちなみに、20まで数えたら、あらかじめポケットに入れておいた石を一つ取り出し、別な方のポケットに移し替えたりして、また1から数えるんだそうです。面白いですよね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Yan_tan_tethera

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