通行料

数週間前に行ったハートフォード(Hertford)の町の博物館で見かけた、コレ、昔の橋の通行料金表。昔は橋を渡って町へ入るのにお金を支払わなければならなかったんですね。橋のメンテナンスが必要だったからです。なんだかとっても立派な料金表だわね。。。例えば、ワゴンなどの車両は2dと書かれています。この『d』とはペニーの省略です。古代ローマ時代の硬貨『デナリウス(Denarius)』に由来します。
 
 
ハートフォードにあるミルブリッジ(Mill Bridge)では、1893年12月まで通行料が徴収されていたそうです。そんなミルブリッジ通りに立っていたこの人。誰なのかしらん?って思っていたけれど、調べてみたらサミュエル・ストーン(Samuel Stone; 1602‐1663)という人の像でした。彼は友人、トーマス・フッカー(Thomas Hooker)と共に1633年にアメリカへ渡り、コネチカット州ハートフォード(Hartford)の町を建設した人物だそうです。町の名前は同じでもスペルは違うのね。。
 
ちなみにこの町の博物館、小さいながら、ウェブサイトで360度のバーチャル・ツアーが楽しめます。日本の鎧兜もありました。興味のある方はこちらからどうぞ。
 


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