チャーム・オブ・イングリッシュ・ヴィレッジ

昔から大都会でもなくド田舎でもない保守的でぬるま湯な仙台で育った私。それなりに忙しく充実した暮らしをしてきましたが、東京に出たい訳でもなく、田舎にこもりたい訳でもなく、文句を言いつつもきっと仙台での暮らしに満足していたのだと思います。イギリスに引っ越してきた今もそう。ロンドンに出たい訳でもなく、自分に与えられた環境から好きな事を見つけて、心豊かに、質のある暮らしをしていけたらいいなと思うのです。そりゃぁ、虫も苦手だし、車の無い私には田舎暮らしはちょっと非現実的。だから全くの田舎暮らしを目指している訳ではないけれど、私が好きなこと、知りたいこと、やりたいことのヒントが「イングリッシュ・ヴィレッジ」にあると私は考えているのです。

昔からちょっと興味のあった「イングリッシュ・ヴィレッジ」。イギリスへ引っ越したこともあり、もっと身近な存在になりました。それでも日本人の私にはまだまだ知らないことがいっぱい。古い教会を見ればその村の歴史も感じることが出来るし、昔と変わらない風景がそこにあったりもする。かと思えば、現代人に知られることもなく失われてしまった村もある。どんな人たちがどんな人生をそこで送ってきたのだろうかと、ふと考えることも。
 
くだらない事、色々な事書いているブログですけど、廃村やら地名の由来も含め、興味の根本にはこの「イングリッシュ・ヴィレッジ」があるんです。そんな訳で古本屋でイギリスの村の魅力について書かれたこの本を見つけて買いました。状態はキレイですが、ものすごく「古本」の匂いがします(笑)。
 

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