思い出の変換プラグ。

海外旅行に欠かせない『変換プラグ』。今は結構コンパクトだと思うけど、私のは割とでかい。現役です。でもこれ、万能なマルチ変換プラグです。

 

昔、両親と出掛けたイギリス・フランスのツアー旅行。両親にとっては初のヨーロッパ旅行だったので、張り切って写真もいっぱい撮っていた。ところが、イギリスからフランスに渡り、ホテルに着いて早々、一瞬にして父親の顔が青ざめた。カメラの充電ができない。。。そう。イギリスにばかり気を取られて、フランス用のプラグを忘れたのだ。「あぁ、ここまで来て、俺はもう写真を撮ることすらできないのか」と言わんばかりの悲壮感・絶望感あふれた顔をされて（苦笑）。。。時計を見れば、夕食時間も迫り、店も閉まってしまうであろう微妙な時間帯。急いで父とパリの町に飛び出しました。

幸い近くに家電量販店っぽい店があり、そこの店員さんが持って来てくれたのがこの変換プラグだったんです。内心でかいと思ったけど、「ユニバーサル対応だよ」と言われて購入。一瞬にして安堵感に包まれました（笑）。その夜、父は満足・安心しきったようにカメラを充電していたことは言うまでもなく。。。今は私が主に使っていますが、これを取り出すたびにあの珍道中を思い出して苦笑いする。そーいや、すごく親切だった店員の男性、背が高くて、黒人の血が混ざった黒っぽい肌に、透き通った青い瞳が印象的で素敵だったなぁ。。。