アッティンガム・パーク
アッティンガム・パーク(Attingham Park, Shropshire)はシュロップシャーにあるイギリスのカントリー・ハウスで、現在はナショナル・トラスト(National Trust)が管理しています。ナショナル・トラスト保有の中でも多くの人が訪れる場所の一つなのだとか。今日はその一部をご紹介。
流石にお屋敷。ゲートを通ってから建物までの長い私道はサファリーパーク状態です。。。行った時は車の窓から牛さんたちの姿が見えました。 ここは、ジョージ・スチュアート(George Steuart)というスコットランド人建築家による設計で、1772年から1785年にかけて建設された3階建てジョージ王朝時代後期の大邸宅だそうで、最も重要な建築物グレードI (Listed Buildings)に指定されていて、広大な公園および庭園にはグレードIIに指定された建物もいくつかあるそうだ。
参照;
Source; Wikipedia |
流石にお屋敷。ゲートを通ってから建物までの長い私道はサファリーパーク状態です。。。行った時は車の窓から牛さんたちの姿が見えました。 ここは、ジョージ・スチュアート(George Steuart)というスコットランド人建築家による設計で、1772年から1785年にかけて建設された3階建てジョージ王朝時代後期の大邸宅だそうで、最も重要な建築物グレードI (Listed Buildings)に指定されていて、広大な公園および庭園にはグレードIIに指定された建物もいくつかあるそうだ。
このお屋敷は代々バーウィック男爵(Baron Berwick)により渡り受け継がれ、8代目でナショナル・トラストの手に渡っているそうです。全盛期は1789年に相続した2代目(Thomas Noel-Hill; 1770-1832)の時代で、若い頃に旅したイタリアの影響を受け、屋敷内はイタリア風のアレンジが施されたそうです。ローマで1793年にアンジェリカ・カウフマン(Angelica Kauffman; 1741-1807)に依頼したという彼の肖像画と2枚の絵が応接室に飾られてました。
私が素敵だなと思った天井。まぁ、どれもこれも素晴らしいんですけどねー。他にもダイニングや寝室、書斎、1805年に増築されたアートギャラリーなども見て回りました。
こちらは使用人が利用したキッチン。こういう所を見ると、ドラマ『ダウントンアビー(Downton Abbey)』を思い出しますが、ドラマの舞台は1912~1925年なので、時代背景で言えばこちらの方が古いのかな?
プレートに当時の使用人たちの仕事と給料が書かれていたのが面白かった。例えば、アンというメイドさん。お仕事はリビングルームのお掃除と床や真鍮磨きで年収12ギニース(guineas)。1ギニーが約21シリング、20シリングが約£1に相当したそうなので、彼女の年収は£12.6という事になります。当時の物価や相場が分からないので比較はできませんけど、何となく安いことだけは想像できますね。
そして、敷地内の散策。実際には、建物内部より先に外を散策したのですが、川も流れていて広い広~い。なのでほんの一部を散策。行った時は気温の低い日で寒かったのですが、ブルーベルが綺麗に咲いていました。
参照;
- Great Houses of the National Trust, Lydia Greeves, National Trust
- https://www.nationaltrust.org.uk/attingham-park
- https://en.wikipedia.org/wiki/Attingham_Park
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