グラニー・スクエア

これから夏がやってくるという季節ではありますが、ようやくグラニー・スクエアをつなぎ合わせたベッドスプレッド(シングルベッド用)が完成しました。グラニー・スクエア(Granny Square)というのはかぎ針編み(Crochet)で編んだ四角いモチーフのこと。様々なパターンがあり、シンプルでかつパターンや色の組み合わせによって様々なものが出来上がるのが魅力です。


グラニー・スクエアの歴史を調べてみたんだけど、実際のところよく分からなかった。19世紀頃のようではありますけどね。でも前々から発想はパッチ―ワークに似ているのかなって思っていたんです。パッチワークは古着などからまだ使える部分を切り出して縫い合わせ、再利用したのが始まりでしたよね?きっとグラニー・スクエアも原点は一緒で、古いセーターや靴下から解かれた毛糸などを再利用したことに始まったんじゃないのかな?あくまで個人の想像ですけど。。。究極のエコですよ。

そんな訳で、私もエコに習い、色々な作品を作った際に余った毛糸を利用して少しずつグラニー・スクエアを作り置きしていました。なので、実際に完成まで2年位掛かってます(笑)。一つひとつ見ると、あ、この毛糸はカバンをつくった時のだとか、初めて習った時にもらった毛糸だとか色々思い出がこもっているんです。

私はイギリスに来てからクロシェを習ったので、日本の表記はイマイチ分からないんですけど、編み図は分かりやすいですね。英語表記はちょっとややこしい。色々な本が出ていますけど、実はUK(イギリス)表記とUS(アメリカ)表記は異なるんですよね(下図参照)。大抵はどちらの表記か示してありますが、分からない時は編み方にsc (single crochet)表記があればUS表記です。私はワークショップを開催していて、初心者が来た時には教えたりもします。グラニー(おばあちゃん)・スクエアといいつつ、逆におばあちゃんに教えることもあります。クロシェが苦手な友達もグラニー・スクエアだけは問題なく編めるようになったので、覚えてしまえば一番簡単なんじゃないかなと思います。さて、次は何を編もう。

Source;
http://www.molliemakes.com/craft-2/uk-us-crochet-stitches/
 

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