ぴーち。

最近、果物のももが美味しくて毎日食べている私。日本にはももから生まれた『桃太郎』というおとぎ話がありますよね。きびだんごを持って、いぬ、さる、きじを従えて鬼ヶ島へ鬼退治に行くあのお話です。

イギリスでピーチというと、私はイギリスの小説家ロアルド・ダール(Roald Dahl;1916-1990)が書いた『ジャイアント・ピーチ(原題:James and The Giant Peach)』を思い出します。両親を亡くし、意地悪な2人の叔母と暮らすことになったジェームズが、ある日、ある老人からもらった不思議なものを桃の木にこぼしたことで、これまで実らなかった桃の実がつき、ものすごく大きく成長します。美味しそうな桃にかぶりつくと、ジェームズは桃の中へ引き込まれ、そこでたくさんの仲間たちに出会います。そして、仲間たちと共に海を越えてニューヨークを目指すというのが大雑把なあらすじです。

 
ま、仲間たちと言うのは私の苦手な虫たちなんですけどね(苦笑)。。。シンデレラ、ハリー・ポッターを彷彿とさせる始まりから、はなさか爺さんみたいな桃の成長、ありとキリギリスみたいな虫たちのお話など、彼の作品はいつも発想が豊かだなぁと思います。桃にかぶりつくたびに、ついついこの物語を思い出しちゃう私です。

コメント