ストーンヘンジ

昨日6月21日は、一年で最も昼が長い夏至ということで、テレビではストーンヘンジの特集番組がいくつか再放送されていました。なぜなら夏至の日に、ヒール・ストーンと呼ばれる岩と、中心にある祭壇石を結ぶ直線状に太陽が昇るからです。ストーンヘンジは先史時代の遺跡。今もたくさんの謎を秘めていますよね?

番組を見ていて、特に気になったのがコレ。1976年、ストーンヘンジを取り囲む溝から昔の人の骨が発見されたんだそうです。この骨から分かったことは、若い男性のものであること。何度か背後から矢に打たれ死亡していること。恐らく複数の人に、左右両サイドから、そして倒れた後に近距離から。当時の埋葬方法とも異なっていたそうで、神聖な領域に足を踏み入れようとして、守衛に殺されたとか、一緒にブルーストーンが発見されていることから、ブルーストンを盗んだ後に殺害されたと専門家は仮説を立てていました。最も興味深かったことは、この人物の歯から、イギリスではなく、遠くオーストリア、スイス、ドイツなどアルペンの気候で育っていたことが判明したことです。旅が困難で危険だったこの時代に、はるばる遠くからやってきたことになりますよね。旅の目的は何だったのでしょう?ストーンヘンジを見に行ったことはないけど、とても興味深い番組だったなぁ。

Source; Wikipedia

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