パンチ&ジュディ

ウェールズへ旅行に出かけた際に見掛けた『パンチ&ジュディ』。ドタバタ喜劇の人形劇です。イベントなんかでよく上演されていて、前にも地元で見たことあります。ストーリーだけちょっと聞くと、子供には残酷な話だなぁって思うんです(笑)。だって殴るだの縛り首だのでてくるんだもん。でもそれを面白おかしく演じるから子供にもウケるんでしょうけどね。『パンチ&ジュディ』って歴史があるんですよ。少なくとも1662年には存在していたようなので。「マザー・グース」にも登場します。

Punch and Judy fought for a pie;
Punch gave Judy a knock in the eye.
Says Punch to Judy,
Will you have any more?
Says Judy to Punch, my eye is sore.

パンチとジュディがパイをめぐって大喧嘩
パンチはジュディの目にパンチをくらわしこう言った
もう一発くらいたいかい?
ジュディは一言、目が痛いじゃないかい。。。

ちなみにパンチとジュディって夫婦らしいです。こんな暴力的な夫はお断りですけどね(笑)。その他にもパンチは赤ん坊を放り投げたり、犬、医者、警官、ワニなんかを棍棒で殴り倒し、死刑執行人を縛り首にし、最後に悪魔を殴り倒したりと、やりたい放題。めちゃくちゃなストーリーですよね。

 
私が通りかかった時は、死刑執行の場面でした。次の上演の時は、パラパラ雨が降ってきたんですけど、終わるまで誰も立ち去りませんでしたよ。みんな『パンチ&ジュディ』に夢中~。

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