ヘンリー5世とアジンコートの戦い

近所の教会で毎年開催されるメディイーバル・フェアに行ってきました。今年はあいにくのお天気でしたが、イギリスに雨はつきもの、雨なんかへっちゃらよ~んと言わんばかりの大盛況。多くの人でに賑わっていました。今年のテーマは『ヘンリー5世とアジンコートの戦い』。

 
シェークスピアの『ヘンリー五世(第3幕第1場)』には、『もう一度、あの突破口から攻め入ろう、諸君、もう一度、それがダメならイギリス兵の死体であの穴を塞ぎ込め(Once more unto the breach, dear friends, once more, or close the wall up with our English dead.)』という有名なくだりがあるそうですが、私、『ヘンリー5世』は読んだことないんだなぁ。。。


アジンコートの戦い(Battle of Agincourt;当時のスペルはAzincourt)は、1415年10月25日、フランスのアジャンクール(アジンコートは英語読み)で行われた戦いです。目的はヘンリーの祖先がフランスに所有していた土地を取り返し、フランス王位継承権を得ること。数では圧倒的に勝っていたフランス軍に対し、ヘンリー5世率いるイングランド軍は長弓を駆使してフランス軍を打ち破るのです。

のちにヘンリー5世はフランスの王位継承者として認められ、フランス国王の娘キャサリンと結婚し、一人息子(のちのヘンリー6世)を授かります。でも、フランス遠征の最中、1422年8月31日に34歳で死亡してしまうのです。死因は赤痢だったと考えられています。なんか昔の人の命って儚いな。。。

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