ホワイト・プリンセス

どうやら、今週土曜日から放送されるドラマ『ホワイト・プリンセス(White Princess/全8回)』。そうかなとは思ったけど、やはり以前に放送された『ホワイト・クイーン(White Queen)』の続編らしい。今、『ホワイト・クイーン』を再放送しているけど、前回放送されたのが2013年だから、だいぶ間が空いたわね。今回の『ホワイト・プリンセス』は、アメリカで今年初めに放送されたようだけど、イギリスではこれからなのです。

薔薇戦争(Wars of the Roses)を舞台に描かれたこのドラマ、結構ドロドロした人間関係が描かれていたけど、やっぱり今回もそうなのかなぁ?ヨーク家(House of York)とランカスター家(House of Lancaster)。白薔薇と赤薔薇。


前回は、エドワード4世(Edward IV; 1442-1483)と結婚し、彼との間に10人の子どもを儲けたエリザベス・ウッドヴィル(Elizabeth Woodville, 1437年頃-1492)のお話でした。今回はその長女でヘンリー7世(Henry VII; 1457-1509)と結婚したエリザベス・オブ・ヨーク(Elizabeth of York (1466-1503)のお話らしい。ライバル同士の両家が結婚したことで平和がもたらされたとされるこの結婚、ちょっと興味があった。言うなれば、ロミオとジュリエットが結婚したようなもんですかね。

イギリスに引っ越して来て、ちょこちょこ歴史に触れ、『ホワイト・クイーン』をみて初めて自分の中でバラバラだった歴史上の人間関係が繋がっていきました。その過程がとても面白かった。だから私にとってこれはイギリスの歴史に興味を持つきっかけとなったドラマでもあります。フィリッパ・グレゴリー(Philippa Gregory)女史の原作は読んでないけど、ドラマの続きも気になっていて、忘れた頃にやって来たという感じ。エリザベス・オブ・ヨークのことも知りたいし、このドラマを見るのが楽しみ。

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