ピロリー

さらし台として知られるこの木製の道具、英語でピロリー(Pillory)と言います。ちなみに足バージョンはストックス(Stocks)。人通りの多い広場などに設置され、一般的には軽犯罪で有罪になった人がさらし者にされた訳です。実際には、耳を切られたり、釘で打ち付けられたり、群衆から物や汚物を投げつけられたりして、死に至ることもあったとか。。。ちょっとその辺は想像したくないけど。。。

 
 
さて、有名な『ロビンソン・クルーソー(Robinson Crusoe)』を書いたのは誰でしたっけ?すっかり忘れていましたが、イギリス人、ダニエル・デフォー(Daniel Defoe;1660-1731)でした。実は彼、1703年に政治的活動による罪で捕らえられ、3時間さらし台に上げられたことがあるそうで、彼の場合、観衆から物を投げつけられたのではなく、代わりに花が与えられたのだとか。。。

イギリスでは1816年にピロリーが廃止されました。こうやってたまーに観光地なんかにあったりするけど、あるとついつい顔と手を突っ込んで写真撮っちゃうよね。。。

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