妄想。

以前ウォーキングで出掛けたトリムリィ(Trimley, Suffolk)という小さな村。ここには、ある家族の確執から、同じ敷地内に別々に建てられたという二つの教会(セント・マリーとセント・マーティン)がありました。ちょっと変わってるよね。だからね、気になるじゃないですか、この「家族の確執」って何だろーって(笑)。ロミオ&ジュリエット的な何かがあったのかなぁとか勝手に妄想したりして。ずーっと気になっていたんです。

そこで、調べてみたけど、そのことについて書かれた文章になかなかたどり着かない。で、最終的にわかったことは、姉妹喧嘩があったらしいということ。でも、それが何の喧嘩だったのか、本当に確執によるものなのか、証明する証拠は何も残されていないんだって。なーんだ、結局わからず仕舞いか。。。

そんな空振りながらも、結果的に妄想を楽しませてくれたセント・マーティン(St. Martin)教会は、1405年にロジャー・キャベンディッシュ(Roger Cavendish)という人物の意志により、家族のために建てられたと記されているようです。1640年以降、内戦によって多くの絵画や宝物が失われたり、建物には当時の弾丸の跡らしきものも残っているようですけど、私が知りたかった「家族の確執」は結局謎のまま。。。でも、火のないところに煙は立たぬって言うしね、きっと何かがあったに違いない。。。


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