ザ・ウィンド・イン・ザ・ウィローズ

現在、今世紀最大とも言われているストーム・キアラ(Storm Ciara)に見舞われているイギリスです。電車もキャンセルになってるし、あちこちで被害が出ているようです。我が家でもキッチンの屋根がまずいことになってます。これ以上被害が広がらないことを祈るばかり。。。そんな訳で今日は自宅でおとなしく過ごしています。

さて先日、イギリス作家ケネス・グレアム(Kenneth Grahame; 1859-1932)氏の『ザ・ウィンド・イン・ザ・ウィローズ(The Wind in the Willows)』という中古の児童書を買いました。タイトルは柳の林を吹き抜ける風という意味ですが、日本では『たのしい川べ(中野好夫抄訳)』という名で知られているようです。本を覗いたら、この本260頁くらいあるんですが、贅沢にもイラストが全てカラーでした。珍しい。この本はもぐら、川ねずみ、ひきがえる、あなぐまなどが登場する物語で、1908年に初めて出版されて以来、50人ものアーティストがイラストを描いているそうです。中でもこのアーネスト・H・シェパード(Ernest Howard Shepard; 1879-1976)氏のイラストは有名。可愛らしいですよね。『ピーターラビット(Peter rabbit)』や『ブランブリー・ヘッジ(Peter rabbit)』もそうですが、小動物たちをキャラクターにした本はストーリーもほのぼのしていてなんだか愛らしい。

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