ヘイスティングスの戦い

イギリスの歴史を揺るがした『ノルマン・コンクエスト』。イングランド王ハロルド2世とノルマンディー公ギヨーム2世が戦い、ノルマンディー公(ウィリアム1世)がイングランドを征服したというのが『ヘイスティングスの戦い(Battle of Hastings)』です。

先日、お釣りにこのコインを受け取ったもので、おおっと思って書きました(笑)。またもやコインです、50ペンス。『ヘイスティングスの戦い』があったのは1066年。つまり去年(2016)はヘイスティングスの戦いから950年目だった訳ですね。

 
戦場はイングランド南部、ヘイスティングス内陸にあるバトルの丘。コインには戦いを描いたバイユータペストリーのハロルドがデザインされています。よーく見ると、ハロルド最後のシーンで、目に刺さった矢を握りしめている姿が描かれています。一般的に、ハロルドは彼の目を貫いた矢が致命傷となって死亡したと言われているためです。でも実際には、ハロルドの最期については諸説あるようで、それゆえにタペストリーに描かれたこの人物がハロルドではない可能性もある訳なんですね。
 

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